自然栽培や有機が美味しい(傾向?にある)わけ Vol.4

自然栽培や有機が美味しい(傾向?にある)わけ

 

 

当たり前ですが、植物や微生物それぞれが住みやすい環境や、必要な栄養素は違います。

またそれぞれが出来る仕事や、生み出せるもの・栄養素なども違います。

 

重要なのは、

土の中が様々な植物や微生物が共存する、

多様性に満ちた環境であること。

食物連鎖がちゃんと機能している、

生き物が循環できる環境であることです。

 

あるものにとっては邪魔な存在でも、あるものにとっては必要な存在であり、

本来は邪魔なものなどはいません。

「この虫が邪魔だから農薬で全部殺しましょう」などとやっていると、

その虫を必要としている生き物や植物がいなくなり、どんどん多様性が失われます。

 

 

一概に、「有機だからいい」とか「有機だから美味しい」とは言えませんが、

わざわざ有機認証や自然栽培といったやり方をセレクトしている生産者は、

ほとんどの方が美味しさや安全性の追及からきています。

農業が一つの考えを持つ人間が行うものである以上、その考えは必ず味に反映されます。

よって、自然栽培や有機の野菜は美味しい(傾向)にあると考えています。